おだがけ

未来に残したい風景



刈り取った稲を逆さまにぶら下げ、天日干しをします。

こうすることで稲に残った栄養分がお米に届き、豊かな味わいになります。


茨城県では『おだがけ』と呼びますが、どうやら方言のようです。

全国的には「はざがけ」「おだゆい」と呼ぶそうです。


このおだがけの作業はなかなか重労働ですので、若者の力が必要になります。


竹や木材で土台を作り、束ねた稲を順番にかけていく。

足場の悪い田んぼの中での作業は足腰に負担がかかります。


昔ながらの風景はいつまで残るでしょうか…


いつまでも残したい風景の一つとしてこの『おだがけ』、若い人に伝承してもらいたいと思います。